低酸素トレーニングはどんな効果がある？

30分で2時間の運動効果ってほんと？

最近こう言った謳い文句が増えてきました。本当にそうなのでしょうか？論文で見たことありませんが…
いつの間にか多くの低酸素トレーニング施設でこの様な事を言っています。

低酸素トレーニング利用する人でそもそもでそこを求める人は稀だと思いますが、効果を説明する時にエビデンス抜きで感覚的、イメージ的な伝え方としてこのように説明しています。

先ずはトレーニングの３原理、『可逆性の原理』の理解が必要です。トレーニングをやめると
ランニング能力は低下していきます。低酸素トレーニングも効果は一時的なものと考えています。
一時的でも普段の平地トレーニングと組み合わせることで維持できます。

具体的には、平地で達成、成功率が低いトレーニングを予定しているとします。その前に低酸素に
入り一時的に心肺機能を高める事で、その後の練習が楽に走ることができ達成、成功率が上がります。

アメリカやケニアなど高地へ移動して、すべてのトレーニングを低酸素環境下で行える事に越した
ことはありませんが、そうはいかない場合スポットで低酸素トレーニングを入れて平地でより高負荷なトレーニングと組み合わせる事で一時的なものではなく、しっかりとした力となって身に付きます。

標高2100Mのアリゾナ　バッファローパーク