箱根駅伝の選手は中学時代は何部が多いか?

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大学駅伝にトレーナーとして係わり、今年でかれこれ16年。

城西大、中央大、東京農大、東海大など様々なチームを担当してきました。

高校時代の勢いそのままに大学でも活躍して箱根を走った選手、4年目で

やっとレギュラー掴んで走った選手、大学4年間での伸び方は様々です。

スタッフ間では様々な観点から『伸びる選手』の共通点が話題になることがあります。


一つはJr.ランニングアカデミーの理念にもなっているセルフマネジメント能力です。

これについてはタイトルから逸れるので触れませんが、もう一つはこれはあくまでも

個人的な見解になりますが中学時代陸上部に所属していた選手があまり伸びない傾向に

あるということです。

毎年全中常連の強豪校以外では練習時間が短く、他の野球やサッカー、バスケなどの

活動時間が長い部活に比べ総合的な基礎体力が低い傾向にあります。

高校で強豪校に入り、これをカバーしてくる子もいますがこれはこれで高校で苦労します。

せっかくポテンシャルがあっても中途半端に強豪校ではない陸上部で中高と部活してきた子は

故障が多く非常に苦労します。


早稲田大学では高校までサッカーで箱根駅伝を主力として走った選手もいました。

基礎体力が低いと同じ練習していても簡単に故障します。どの競技においてもトレーニング

を継続出来ていないとまず話になりません。

中学時代に培った基礎体力がその後の競技力向上に大きく影響していると考えます。


よって箱根駅伝を走った選手で多い中学時代の部活で多いのが野球とサッカーが

ツートップで次にバスケです。陸上部はその次というのが現場での現状でした。


長くなりましたがJr.ランニングアカデミーではこれについても対応しています。

ランニングに入るまでに、アップや動き作りに1時間かけ2時間以上の活動時間になる

ようにする事で、アップ不足の怪我を防ぎ基礎体力も野球、サッカー並みに獲得できるように

しています。

 

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